こんにちは。
Jewelです。
先日、EU(ヨーロッパ連合)がいくつかの地域で、「海外からの入国規制を解除する方針を発表」とのニュースがあり、
ヨーロッパの一部地域に夏以降(7月から)旅行できる可能性が出てきました。
今までコロナ感染拡大を食い止めるため、各国が独自で海外から人の出入りを封じ込める対策をとっていたわけです。
なので当然行きたくてもその国にはそもそも入れなかったんですね。
しかしながら、観光が国の大きな収益源になっているような国や地域はコロナの流行で海外からも国内からも旅行者が減り、大ダメージを受けているので、
ヨーロッパ諸国は夏の観光シーズンを迎えるにあたり、感染が抑えられている国や地域は少しでも観光客を早く受け入れていきたいというのが狙いのようです。
今回は、ヨーロッパのどこの国や地域が入国制限を緩和したのか、本当に旅行しても大丈夫な状況なのかについて解説していきたいと思います。
ヨーロッパ、夏以降の旅行、コロナは大丈夫?
ヨーロッパ連合が入国制限を解除した国
ヨーロッパ連合は、指定の15ヵ国に対し入国制限を解除する方針をしめしましたね。
その15ヵ国の中に日本が入っているんです。なので日本人がヨーロッパーに行くのも可能になってきたわけですね。
その15ヵ国というのは、コロナの感染拡大を封じ込めるのにおおよそ成功できている国となります。
直近2週間における10万人当たりの新規感染者がEU加盟国平均より低い国を対象に渡航を受け入れる国を決めているとのこと。
日本、韓国、カナダ、オーストラリア、タイ、ジョージア、セルビア、ニュージーランド、モロッコなどが入国制限解除対象の国となっています。
とはいえ、
EU(ヨーロッパ連合)が15ヵ国入国解除方針をしめしたとからといっても、EU加盟国それぞれが、この国からはまだ受け入れたくないと言えば、それは独自の国の判断になるようです。
アメリカやブラジルなどの国はまだ入国制限解除の対象国にはなっていません。
どこの国が入国制限を解除した?
EUにも色々な国が加盟していますので、どこの国や地域がどのような解除をしたのか見ていきましょう。(7/2時点)
日本人の入国制限を解除している国
- スイス
- クロアチア
制限付きで日本人の入国を解除している国
- キプロス
- アイルランド
- イタリア
- スロバキア
見てみるとわかりますが、EUには27か国も加盟していますが、現時点では分かりやすく行ける国はスイスとクロアチアしかないのです。
制限付きの国は、例えば到着してから数日にわたり隔離だったり、いろいろな検査や証明書などが必要となっており、
結局旅行できないなんてこともあり得ます。
そしていわゆる、フランスやスペイン、オランダ、デンマーク、ギリシャなどなど、日本人旅行者も多い国々はまだ日本人の入国制限を解除していない状況ですね。
(もちろんこの先、入国制限解除する国は増えていくと思います)
そりゃそうですよね、まだ自国のコロナ感染者数を抑えられていない状況で他国からの旅行者を受け入れても、
旅行者に感染し患者が増えてしまったり、観光地や肝となる空港でも感染が広がってしまう恐れがありますから。
まずは自国での感染封じ込みが旅行者を受け入れる条件となってくるわけですね。
入国制限情報を必ずチェック
基本EU、ヨーロッパ連合が日本人の入国制限を解除する意向を示していても、ヨーロッパの27ヵ国、それぞれがそれぞれのタイミングで解除していくので、
旅行を予約するタイミングで日本からの渡航者、日本人の入国を受け入れてくれるかを必ずチェックしなければなりません。
外務省のHPには、各国の日本からの入国制限や入国後の行動制限措置を取っている国の情報がまとめられています。
日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限措置について(外務省のHP)
今日はまだ解除されていなくても、明日解除の発表があったなんてこともあり得るのでこまめに外務省のHPを見ておくといいですね。
- 国、もしくは地域の入国制限
- 国、もしくは地域の入国後の行動制限措置
各国や地域によって、入国自体を制限している場合と、入国後の行動の制限をしている場合と2パターンありますのでしっかり確認しましょう。
夏以降にヨーロッパへ旅行しても大丈夫?
ここで注意点があります。
EU、ヨーロッパ連合が日本人の入国制限を解除したからといって、本当に日本人はヨーロッパに旅行できるのでしょうか。
日本の外務省の考え方
EUが日本からの渡航を受け入れても、現状は日本から旅行やビジネスの出張でEU各国に行くのはまだ難しそうです。。
外務省は、ヨーロッパ連合全加盟国に対し、新型コロナウイルスに関する感染症危険情報で日本人の「渡航中止勧告」を出しているんです。
つまりは、まだ「ヨーロッパには行かないで」と呼びかけているんですね。
渡航中止勧告には強制力はありませんが、外務省としてはまだ、コロナ禍でのヨーロッパ渡航に関しては、日本を守る観点からOKを出していないんです。
まだ時期早々とみているわけですね。
ベトナムやタイ、オーストラリア、ニュージーランドはきちんと日本国政府が相互の国同士の行き来ができるように交渉をしていますが、
ヨーロッパに関してはまだそこの段階にいたっていない訳です。
ベトナム、コロナウィルスによる入国制限緩和【夏休みに旅行可能?】
タイ、コロナによる日本人入国規制が緩和?【夏休みに旅行できる?】
コロナ禍、夏休みに海外旅行は可能?【行けるかもしれない4ヵ国】
そして、さらには、日本人が勧告に従わず、ヨーロッパに出張や旅行で渡航した場合、帰国時は日本側で日本への入国規制対象になるわけです。
2週間隔離生活など、規制があります。
いつから行ける?
こればかりは、まだ日本国政府が、ヨーロッパのコロナの感染状況をみて行っても大丈夫とGOを出さないと厳しそうですね。
でも、EU、ヨーロッパ連合の方は日本からの入国制限の解除の方針は出していますから、日本側が「もう行っても大丈夫」となれば、
すぐ行ける可能性が高まりますし、行ける国も増えると思います。
夏から9月の連休あたりには旅行できちゃう可能性もありますよ!
ただし、
気を付けないといけないのは、ヨーロッパに旅行したいのであれば、日本国内でもこれ以上感染者を出さないようにしていかなければなりません。
なぜなら、ヨーロッパ連合は、入国制限解除の対象国として
直近2週間における10万人当たりの新規感染者がEU加盟国平均より低い国
としており、2週間ごとに見直しています。
なので、日本で感染者数が増えたりしたら、ヨーロッパに入国対象外の国になることもあり得ますね。
コロナ禍、夏以降のヨーロッパ旅行はどうなる?
まずは、EUヨーロッパ連合の受け入れ体制はできていますから、日本政府の判断次第となるでしょうか。
EUでも感染者の少ない国はありますから、夏以降、旅行者もヨーロッパに行ける可能性は十分ありますね。
今、感染が抑えられている国、例えばスイスなんかに8月、9月に旅行計画を立ててみるというのも良いかもしれませんよ。
ただし、旅行計画はコロナ禍ではいつでも(直前でも)キャンセル可能な方法で予約することをおススメします。
フライトも無料でキャンセルできるよう保険に入ったり、ホテルは【Booking.com】や、エクスペディアなどで、前日までキャンセル無料の宿泊施設を予約するなど対策は必要ですね。
この時期のフライトはマイルがある方はマイルを取っておくと安全かもしれませんね。
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