こんにちは。
Jewelです。
自由研究といえば、工作をしたり、「○○をやってみた」のような理科系の実験をすることも多いと思いますが、実験しないでも十分に理科系の自由研究ができます。
特に今年は「コロナウィルス」という感染症が世界的に流行しました。
コロナウィルス自体が「ウィルス」であるため、大きな意味では理科につながる研究が山のようにあります。
そういった意味では「実験しない」でも「コロナウィルス」関連の感染症を調べることにより、立派な理科系自由研究となりますね。
私自身は、自由研究は理科系とは無縁で、朝日新聞のコラム(天声人語)を毎日読んで感想を書くみたいな地獄のような自由研究をやっていました。
小学5.6年生、両方それでしたね。
これは、見る先生も地獄ですし、サボった日には大変なことになってました。(おそらく毎日できてない日もあったかもしれません笑)
今回は、実験しないコロナウィルス関連の理科系自由研究のおススメを5つ書いていきたいと思いますので是非参考にしてみてください。
自由研究、実験しない【高学年向け理科系自由研究5選】
>>コロナウィルス関連の感染症の自由研究テーマはこちらでもまとめています↓↓↓
自由研究はコロナウイルス関連で決まり【感染症にまつわる題材公開】
実験しない理科系自由研究 ①
- 感染症を引き起こす微生物を調べる自由研究
感染症は、身の回りにある細菌やウィルス、真菌(カビ等)、寄生虫などの病原体が身体に侵入して、何かしらの症状が出る病気のことです。
コロナウィルスもそうですね。
しかしながら、すべての細菌やウィルスや真菌(微生物)が私たちに害があるわけではありません。
そこで、感染症を引き起こす微生物について調べることができます。
まとめ方のポイントになるのは、
- 感染症とは何か
- 全ての微生物が感染症を引き起こすわけではない
- 感染症を引き起こす微生物には細菌、ウィルス、真菌、寄生虫などがある
- 細菌、ウィルス、真菌はそれぞれ違った特徴を持っている
- 感染症を引き起こす微生物への対抗手段は?(ワクチンや特効薬の有無)
- コロナウィルスは「ウィルス」に分類されているが、ワクチン特効薬がない状態
といったところでしょうか。
興味がある微生物に関して深堀りするのもいいですね。
微生物の写真は沢山ありますし、表などを使いながらまとめると分かりやすくなりますね。
実験しない理科系自由研究 ②
- ウィルス感染について調べる自由研究
ウィルスに感染する場合、様々な感染の仕方があります。
コロナウィルスに関しては今、「飛沫感染」といわれていますよね。
「飛沫感染ってそもそも何?」「他にはどんな感染の仕方があるの?」ということを調べる自由研究もできます。
まとめ方のポイントとしては、
- ウィルス感染とは何か
- 感染の仕方には、接触感染、飛沫感染、空気感染、母子感染などがある
- それぞれの感染の特徴
- どんな病気がそれぞれどの感染の仕方をするのか
- それぞれの感染の対策法
- コロナウィルスは「飛沫感染」だから改めて対策を徹底していきたい
というような感じでできますね。
例えば、コロナウィルスと同じ「飛沫感染」だけに絞って、どのような病気があるのかを沢山調べたりでもいいですね。
実験しない理科系自由研究 ③
- コロナウィルスを不活化させる消毒に関する自由研究
現在、コロナウィルスを死滅(不活化)させるのに有効な消毒方法として、アルコール、次亜塩素酸、界面活性剤を使用することが推奨されていますよね。
コロナウィルスはウィルスなので「除菌」「殺菌」とは言いません。「不活化」と言います。
細菌などの菌の消毒にはその名の通り「除菌」「殺菌」という言葉が使われます。
ところで、アルコールや界面活性剤、次亜塩素酸などは本当に効果があるの?どのように使用すれば効果があるの?
アルコールの濃度は関係あるの?といった様々な疑問もありませんか?
実際に研究した論文や報告書は実はすでにあります。
コロナに有効なアルコール濃度は?【最新の大学研究からの真相】
界面活性剤のコロナウイルスへの効果は?~実験でのお墨付き商品
なので、消毒液を調べるといった自由研究もできます。
まとめ方のポイントとしては
- コロナウィルスを不活化させる消毒液は?
- アルコール、次亜塩素酸水、界面活性剤が不活化に効果がある
- それぞれの特徴
- それぞれの使用方法
- それぞれの消毒液は何に入っているか?(例えば界面活性剤なら洗剤)
- コロナウィルス対策での適切な使い方
というような感じで出来ますね。
アルコールだけに特化しても大丈夫ですね。
例えばアルコールは、他のウィルスや細菌も不活化できますので、他にはどんな効果があるのかなど調べることもできます。
実験しない理科系自由研究 ④
- コロナウィルスの感染有無の検査を調べる自由研究
毎日、コロナウィルスの検査で陽性の人がどこで何人でましたというニュースを見ますよね。
その検査がPCR検査だったり、抗原検査だったりするわけですが、抗体検査という検査方法もあります。
それぞれの違いややり方を意外と知らなかったりしますよね。
抗原検査とはわかりやすく解説【唾液で可能?抗体検査との違い】
抗体検査とはわかりやすく解説~陽性だったらコロナ抗体ありで安心?
そこで、コロナウィルスの感染の有無を知る、3つの検査方法を調べる自由研究もできますね。
まとめ方のポイントとしては、
- コロナウィルスに感染しているかがわかる検査方法は?
- PCR検査、抗原検査、抗体検査がある
- それぞれの特徴や注意点
- それぞれの検査方法
- それぞれ何がわかるのか(今感染しているのか、過去に感染したことがあるかの違い)
- どの検査はどんな時に受けるものなのかまとめ
という感じになるでしょうか。
こちらは、3つセットにして調べると、メリットやデメリットもわかりやすく、まとめやすいと思います。
実験しない理科系自由研究 ⑤
- 感染症を解明した日本の偉人、北里柴三郎について調べる自由研究
コロナウィルスはまだワクチンや特効薬がないので多くの人に恐れられているわけですね。
過去にもそういった感染症の病気はいくつもありますが、医者や科学者、研究者によってワクチンや特効薬ができたおかげで現在の世界、日本があるわけです。
北里柴三郎は、日本でも有名な病原となる微生物の学問の第一人者です。
破傷風のワクチンを作ったことで有名であり、そのおかげで今は破傷風が予防できるわけですね。
今後日本からコロナウィルスのワクチンを発明する人が出てくるかもしれません。
北里柴三郎という人物に焦点を当てた自由研究もできますね。
やり方としては、
- 北里柴三郎の記念館があるのでそこに行ってみる(東京の白金)
- 北里柴三郎の本を読んでみる
というような方法がありますね。
人物像に関して掘り下げてもいいですし、北里柴三郎が研究していた破傷風について掘り下げてもいいかもしれません。
北里柴三郎以外にも海外にも感染症を解明した偉人は沢山います。
実験しない高学年向け、理科系自由研究まとめ
今回は、実験しない理科系の自由研究として、5つ紹介をしました。
- 感染症を引き起こす微生物を調べる自由研究
- ウィルス感染について調べる自由研究
- コロナウィルスを不活化させる消毒に関する自由研究
- コロナウィルスの感染有無の検査を調べる自由研究
- 感染症を解明した日本の偉人、北里柴三郎について調べる自由研究
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