こんにちは。
Jewelです。
梅雨が明けたと思ったら、今年は去年にもまして、ゲリラ豪雨が多発していますね。
ゲリラ豪雨は予測ができないので「ゲリラ」と呼ばれるわけですが、ただの豪雨ですめば良いものの、最近は道路や駅がものの30分で冠水するような大惨事を招いています。
ある程度ゲリラ豪雨の予測ができれば対策もわかり、出かけるのを控えたり、出先でゲリラ豪雨にあっても慌てずに対処できますよね。
歩いているのももちろん危険ですが、先日埼玉県の大宮では道路に水があふれ、噴水のように水が飛び出して道路標識のところまでたどり着きそうな勢いとなり、
車での移動も一瞬にして2次災害を及ぼす危険がありました。
こんな予測、誰ができたでしょうか。。。視界も悪く車が横転する可能性もありますよね。
そこで今回は、ゲリラ豪雨は予測できないと言われていますが、ある程度事前に予測できるアプリを見つけましたのでそのアプリや、ゲリラ豪雨の対策についてご紹介します。
ゲリラ豪雨は予測できない?【ゲリラ豪雨予測アプリ】
ゲリラ豪雨は確かにどのくらいの被害レベルか予測できないというのはありますが、ゲリラ豪雨が「いつ」「どこで」来るかを高確率で予測ができるアプリはあります。
ゲリラ豪雨の特徴
ゲリラ豪雨は気象用語では「局所的大雨」と言われます。
- 雨が降る地域(降水域)は20~30km四方の広さ
- 数10分ほどの間に数10mm
短時間で、一部の地域に、大雨をもたらすのが「ゲリラ豪雨」となるわけです。
また、ゲリラ豪雨の恐ろしい大きな特徴としては、降水域が局所的(一部の地域)であるため、二次災害を想定しにくい場合があるところです。
河川の上流域で、1時間の降雨量が140mmというゲリラ豪雨が降り、20kmしか離れていない市内では1時間に20mmという降雨量だったので安心していたら、
河川の上流域の水量が増えて河川が氾濫、市内に浸水被害が出てしまったという例もあります。
ゲリラ豪雨は、河川や水路が増水することによる冠水や土砂災害、さらに激しい雷にも注意が必要になるので、あらゆる面からの対策が必要となり、
なるべく早めに自分がいる地域(できるだけ細かく)でゲリラ豪雨の恐れがあるのか知りたいですよね。
しかしながら、
現在の予測技術では、「今日のお昼頃に東京の○○地方でゲリラ豪雨が発生する可能性が高い」と、大まかに予測することは可能なのですが、
「1時間以内に東京の渋谷区でゲリラ豪雨がきます」という局地的かつ具体的な時間帯の予測が非常に難しい状況です。
ゲリラ豪雨予測アプリ
自分が外出したり、今いる地域でゲリラ豪雨が来るかどうか、もしくは近くでゲリラ豪雨が起きうる可能性を知ることができれば、自分や家族が安全かどうか分かりますね。
実は90%以上の高確率でゲリラ豪雨を予測できるアプリとして、
平均して59分前に通知をしてくれる「ウェザーニュース」というアプリがあります。
(ユーザーの現在地でゲリラ豪雨の危険性がある場合に、プッシュ通知で通知)
ウェザーニュースは、独自で開発した各地の雲の様子を把握するシステムにより、ゲリラ豪雨の原因となる局地的に急発達する雲の様子をリアルタイムで詳細に把握し、
従来技術では予測が困難なゲリラ豪雨の発生を予測し、「1時間以内に東京の渋谷区(自分のいるところ)でゲリラ豪雨がきます」というピンポイントなお知らせをいち早く共有してくれます。
※通知してもらうには、有料登録が必要となります。
雨雲レーダーチェック
また、ウェザーニュースアプリの雨雲レーダーでは、高解像度な降水分布を3時間先まで10分間隔で確認できる上、一般的な雨雲レーダーと比べて細かく雨雲の動きを予測、表示できます。
ウェザーニュースのアプリを開き、一番下の雨マークの「レーダー」をクリック。
実際にやってみたのですが、
16時25分の時点では埼玉県の戸田市や板橋区にいたゲリラ豪雨がわずか10分で
豊島区や新宿区にごっそり移動しています。
この予測が約1時間前に通知で分かると大変ありがたいですね。
実際、16時24分に板橋区の方のツイッター
今、凄まじい雨が降っております。板橋。雷もすごいですね。 pic.twitter.com/2p0uQUbx7D
— カフェ百日紅 (@medamadou) August 13, 2020
16時39分に新宿の方のツイッター
新宿御苑にお散歩に来たら、大雨で軒から出られない😅
写真じゃ分かりにくいけど、殴りつけるような雨だわ。 pic.twitter.com/7PUD4MoOR8— 夏色トマト (@Zgc7l53cqGlcpTd) August 13, 2020
新宿御苑にいた方も、一時間前に分かれば避難できましたね!
ゲリラ豪雨の前兆
アプリがない方でも、直前にはゲリラ豪雨の前兆が何となくわかれば、素早く対策が取れますので、前兆は見逃さないようにしましょう。
いわゆる、夕立前と同じような兆候になりますが、最近では夕立では済まないような、災害に近い豪雨となるので注意が必要です。
- 巨大な積乱雲(入道雲)が見える
- 突然空が暗くなる
- 雷の音が聞こえたり、光が見えたりする
- 暑かったのにひんやりした冷たい風が吹き出してくる
上記のような状態になったら、ゲリラ豪雨が来る可能性がありますので注意が必要です。
ゲリラ豪雨は予測できない?【ゲリラ豪雨時の対策】
街中でゲリラ対策に遭遇した場合の対策
- すぐに大きな建物の中に避難する
- 地下街や地下鉄の駅、また地下駐車場などにいた場合は、地上へ上がる
- 大雨で道路のマンホールや側溝のふたが外れることがあるので、足下が浸水して見えない状態になっていたら、水が引くまで道路上を歩くことは避ける
- 車の運転も控える
雷を伴うこともありますので非常に危険であるとともに、特に足元が見えないぐらい雨が降っているとどこにマンホールや水路の噴出があるかがわからず、
足をとられてしまうことがあります。
雨は短時間で終わることが多いので、いったん雨の状況を落ち着くのを待ってから行動しましょう。
逆に早く焦って帰ろうとしたりすると事態が悪化することもありますので、車の場合も含めいったん安全な場所で停止することが大切です。
河川や渓谷でゲリラ豪雨に遭遇した場合の対策
ゲリラ豪雨によって、川の水位は短時間で急激に上昇することもあります。
自分がいる場所が晴れていても、川の上流でゲリラ豪雨が発生した場合は急激に水位が上昇し、下流も水位が上昇します。
穏やかであった川が、わずか10分間で濁流に変わることもあります。
増水の警報が発令が出る場合もありますし、発令が出る前でも前兆を感じたら、素早く川から離れ、避難行動を取ってください。
上の写真のように河川の中州などにいた場合、その場に取り残される恐れがありますので、迅速な行動が必要です。
また、いくら水位が低かったとしても、どこで足をとられて流されてしまうか分かりませんので、向こう岸に渡るなどは危険ですので絶対にやめましょう。
ゲリラ豪雨予測と対策のまとめ
ゲリラ豪雨は、短い時間で一気に豪雨が突然襲ってきてあたりの景色を一変してしまいます。
最近は夏特有の夕立というレベルではすまない、災害レベルの被害を及ぼすゲリラ豪雨が多くなってきています。
局地的なため、台風や集中豪雨と違い予測が難しいと言われていますがウェザーニュースアプリを活用したり、自分自身でも前兆をしっかり見極め、対策がとれるようにしましょう。
>>大雨や洪水時の避難時、豪雨対策の参考記事はこちら↓↓↓
大雨/洪水/台風【避難時の持ち物と服装まとめ(コロナ対策も)】
コメント
[…] >>ゲリラ豪雨の予測方法や対策に関しての詳しい記事はこちら ゲリラ豪雨は予測できない?【予測方法やアプリ、対策紹介まとめ】 […]