こんにちは。
Jewelです。
2020年はコロナウィルスの影響で、夏休みの自由研究がある学校とない学校があるようですね。
今年は子供たちもコロナウィルスに大きく影響された年ですし、夏のイベントごとなどが中止になったりなど自由研究の題材にも困りますよね。
でも、コロナウィルスの世界的な感染流行を経験したからこそ、今年は色々な角度から「コロナウィルス」をテーマにした題材が自由研究に生かせます。
ただ、コロナウィルスはまだよくわからない部分もありますので、もう少し大きな枠組みからコロナウィルスを捉えてみるのがおススメです。
今回は、自由研究で小学生から中学生まで使える、コロナウィルスにまつわる「感染症」に焦点を絞って書いていきます。
自由研究はコロナウィルス関連で決まり【感染症】
題材1:感染症について
感染症ってなに?
「コロナウィルス感染症」、普通に皆当たり前に使っていますが、なぜ「感染症」と呼ばれ、世界中に広まってしまっているのでしょうか。
そのあたりを深堀りすると、なるほどね!と思うことが沢山あります。
そもそも、感染症というのは、
細菌やウィルス、真菌(カビ等)、寄生虫などの病原体が身体に侵入して、何かしらの症状が出る病気のことです。
身の回りには、沢山の細菌やウィルス、真菌(カビ等)、寄生虫などの微生物がいるわけですが、全部が私たちの身体に影響があるわけではありません。
感染症を起こす微生物のみ「病原体」と呼ばれるわけです。
となると、
- 感染症を起こす病原体(微生物)を調べた
細菌:大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌
ウィルス:インフルエンザウイルス、ノロウイルス
真菌:白癬菌(ミズムシ、タムシ)、カンジダ(酵母)
寄生虫:アニサキス、ギョウ虫、マラリア
という自由研究ができます。
コロナウィルスは「ウィルス」の一つですね。
さらに深堀りすると
- 細菌、ウィルス、真菌の違いを調べた
大きさの違い
人への感染の仕方の違い
というのもできますね。
どうやって感染するの?
また、「ウィルスの感染の仕方」という観点でも自由研究の題材になりますね。
今はコロナウィルスは飛沫感染と言われていますから、感染者の口から飛沫が広く飛び散らないようにマスクをしたり、感染していない人も
マスクをすることでコロナウィルスの飛沫を口や鼻から体内に入れることを防いでいますよね。
ただし、ウィルスの広まり方は、空気感染だけではありません。
そこで、コロナウィルスの飛沫感染と共に
- ウィルスはどうやって感染するのか調べた
接触感染:感染者に直接接触→破傷風など
飛沫感染:感染者の飛沫を吸い込む→インフルエンザ、風邪など
空気感染:空気中に待っているウィルスを吸い込む→結核、麻疹、水ぼうそう母子感染する、B型肝炎や風疹もあります
と、このような感染経路の自由研究もできます。
>>飛沫感染に関する記事はこちら↓↓↓
市中感染とは【空気感染や飛沫感染(コロナ)、意味と違いを解説】
感染対策は?
また例えば、飛沫感染ということは、何に気を付けなければいけないかというのも大事なことで、3密を防ぐ、消毒など、対策も色々ありますよね。
その中でもアルコールや次亜塩素酸、界面活性剤(一定量一定時間の噴霧が必要)はコロナウィルスを不活化させることができるとして消毒液として使われています。
コロナウィルスを不活化させる消毒の研究結果は色々な研究機関や大学から発表されています。
そこで、
- コロナウィルスを不活化させる消毒液について調べた
アルコール
次亜塩素酸
界面活性剤
という自由研究もできちゃいます。
>>アルコールや界面活性剤のコロナ不活化に関しての記事はこちら↓↓↓
コロナに有効なアルコール濃度は?【最新の大学研究からの真相】
界面活性剤のコロナウイルスへの効果は?~実験でのお墨付き商品
どうやったら感染しているか分かるの?
こちらは、PCR検査がありますよね。そのほかに、抗原検査、抗体検査もあります。
この3つの違いって明確にわかっていますでしょうか。
インフルエンザの検査と同様なのが抗原検査です。同じ仲間であるウィルスが体内にいるのか調べる検査方法ですからね。
抗体検査は役割がちょっと違いますね。
そこで、
- コロナウィルスの感染検査を調べてみた
PCR検査
抗原検査
抗体検査
3つの検査方法や特徴や、結果の違いをまとめる
といった自由研究もできます。
>>PCR検査、抗原検査、抗体検査に関する記事はこちら↓↓↓
PCR検査どこでできる?@東京【無症状でも検査可能な病院と実態】
抗原検査とはわかりやすく解説【唾液で可能?抗体検査との違い】
抗体検査とはわかりやすく解説~陽性だったらコロナ抗体ありで安心?
まだ、現状、コロナウィルスは分かっていないことが多いですし、ワクチンも特効薬もない状態ですので、自由研究にしにくい部分もあるかもしれませんが、
感染症というくくりで見ると、いろいろな題材がありますね!
題材2:ほかの感染症に関して
コロナウィルスはまだまだ、解明されていない部分がありますが、感染症にはワクチンがすでにできていたり、特効薬がある感染症もあります。
今世界中の研究者や医者、科学者がコロナウィルスのワクチンや特効薬をつくるべく研究を重ねているので、願いも込めて、
過去、別の感染症を食い止めるのにささげた偉人について調べてみてみるのも面白いですね。
北里 柴三郎
破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した方ですね。
日本人で、歴史の授業にも出てくるので調べやすいかもしれません。
エドワード・ジェンナー
天然痘のワクチンを開発した方ですね。
イギリスの医学者です。
ルイ・パスツール
フランスの化学者ですね。
炭疽菌や狂犬病のワクチンを発明しました。
ロベルト・コッホ
ドイツの医師ですね。
炭疽菌、結核菌、コレラ菌の発見者です。
秦 佐八郎
こちらも日本人ですね。
梅毒の特効薬を開発しました。
このようにこれまで多くの感染症のワクチンや特効薬を開発した偉人がいます。
こういった偉人を自由研究の題材にするのも、今の時代だからこそ改めて学べるきっかけになりますね。
ものすごくわかりやすい本があるのでこちらを参考にするとよいかもしれません。
こちらは小学校高学年から読める内容になっています。
自由研究はコロナウィルス関連で決まり!
感染症とは?から、感染症の種類を調べたり、感染の仕方、感染対策に関して、飛沫感染などを掘り下げてみたり、
または今あるコロナウィルス感染しているか調べる方法だったり様々な題材が自由研究になりますね。
そして、感染症という大きなくくりでみると、過去に有名な病気のワクチンや特効薬の開発が行われたからこそ、今があるので
そのワクチンや特効薬を開発した偉人を調べるのもおススメです。
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