こんにちは。
Jewelです。
2020年の大統領選挙もいよいよ終盤ですが、民主党の大統領候補ジョー・バイデン氏から副大統領候補に指名されたカマラ・ハリス氏。
最後の副大統領候補者の討論会も10/7に行われましたが、カマラ・ハリス氏がどんな人なのか知らない方も多いのではないでしょうか。
実は、今回のアメリカ大統領選挙で、民主党のジョー・バイデン氏が大統領に当選したら、女性初の副大統領候となります。
アメリカは歴代に女性の大統領もいませんし、副大統領もいないので期待も高まりますね。
とても話がうまい、雄弁というのは有名ですが、それも経歴を見ると納得です。
それでは、今回はカマラ・ハリス氏の経歴、学歴や職歴、評判、主な政策を解説していきたいと思います。
カマラハリスの経歴【学歴や職歴は?】
- 名前:カマラ・デヴィ・ハリス
- 生年月日:1964年10月20日
- 年齢:55歳
- 出身地:アメリカ カリフォルニア州 オークランド
- 身長:157cm
- 父親:スタンフォード大学経済学教授(ジャマイカ人移民)
- 母親:乳がん研究者(インド人移民)
- 夫:ダグラス・エムホフ 弁護士
- 学歴:ハワード大学卒業
カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院卒業
カマラ・ハリス氏は、アメリカに移民したジャマイカ人の父親と、同じくアメリカに移民したインド人の母親の元に生まれています。
父親がかの有名なオックスフォード大学の経済学教授、母親も著名な乳がん研究者、夫と妹も弁護士というエリート一族ですね。
カマラ・ハリス氏はもともと検事としてキャリアをスタートしています。
- 1990年~1998年 カリフォルニア州アラメダ郡の地方検事補
- 2003年 サンフランシスコ地方検事
- 2011年 カルフォルニア州司法長官
- 2014年 カルフォルニア州司法長官再選
アメリカでは検事は選挙で選ばれます。
なのですでに、一部の国民からは支持を得ているわけですね。
地方検事時代には、ロサンゼルス・デイリー・ジャーナルで、カルフォルニアの法曹トップ100人にも選ばれているので、
検事としての評価は相当高かったようです。
「行政に変化をうながしたい」という理由で検事になったとのこと。
カリフォルニア州司法長官という座の就任では、アメリカ初の、「アフリカ系」・「インド系」・「女性」という3点の「初」快挙を成し遂げています。
その後、行政を目指すべく、民主党から上院議員への立候補することになったわけです。
- 2016年 民主党上院議員選出
- 2020年 民主党大統領候補バイデン氏から副大統領に指名
2016年の上院議員当選では、史上2番目のアフリカ系アメリカ人という快挙を成し遂げています。
実は、2020年の今回のアメリカ大統領選にも大統領に立候補したのですが、資金不足で結果出馬を断念した経緯もあります。
なので、実は民主党内の大統領候補を選ぶ際には、バイデン氏とカマラ・ハリス氏はライバル関係だったこともあり、バイデン氏を論破した場面もありました。
バイデン氏は大統領になっても1期のみしかやらないと公言していますので、もし今回民主党バイデン大統領の誕生となれば、副大統領候補にカマラ・ハリス氏を指名した裏には
次の選挙ではカマラ・ハリス氏を大統領にという流れも視野に入っている可能性もありますね。
>対抗する副大統領候補、マイク・ペンス現副大統領の詳しい記事はこちら
マイクペンス副大統領の経歴【学歴や職歴、政策、評判まとめ】
カマラハリスの経歴【これまでの評判や政策】
トランプ大統領の発言: 「カマラ・ハリス氏は、上院で、一番意地悪く、恐ろしくそして失礼な人物である。
また、彼女は、上院で一番リベラルな人物として知られている」https://t.co/ncALAaU3fD
— Unofficial Daily Caller Japan デイリーコーラーを時々日本語訳 非公式 (@DailyCaller_JPN) August 11, 2020
まあ、トランプ大統領の発言は皮肉もありますが、上院議員の中で一番リベラルな人間であるとのことです。
リベラルというのは、個人の自由、個性を重んずる自由主義的なさまをいうわけですが、カマラ・ハリス氏は社会的平等と平等主義を支持する左翼とも言われていますね。
カマラハリスは、エネルギーで、石油使う飛行機もやめろとか、不法移民に国が支援しろとか言うので、左翼を嫌う人が離れてる
— AizawaAiru (@AiruAizawa) August 21, 2020
有色人種という面で支持が高いかというと
民主党の大統領候補を目指していた昨年11月の世論調査では黒人からの支持率は5%で、バイデンの43%に遠く及ばない4位だった
出典元:Newsweek
と、実際はそういう訳でもないようですね。
ただし、カマラ・ハリスを副大統領候補に選んだバイデン氏を評価する黒人の声は高いです。
また、カマラ・ハリス氏の運営基金の使用方法での批判もありますね。
カマラハリスはテロリスト
堂々と幼児レイプした極悪人や老人強盗凶悪犯を保釈金払って解放して回るとは、、
犯罪者からしたら仏ですよね🤮
なにしたってカマラハリスが助けてくれる。
これでまだ支持があるのがイカれてますね。
共犯者どころか法を曲げて凶悪犯解き放つ辺りもっと悪い— Ryu2 (@Ryu237244338) October 5, 2020
カマラ・ハリス氏のこれまでの政策では
- トランプ大統領が2016年就任時、メキシコからの非合法移民規制やイスラム教徒の入国拒否を掲げていたのに対し、移民を守ることを誓約
- 大麻使用の合法化を目指す法案(大麻公正法)の共同提案者に加わった
というのがあります。
大麻関連には非常に熱心なようで、サンフランシスコ地方検事時代には、麻薬密売の初犯者に対し、高校卒業と就職の機会を与えるプログラムを始めたこともありました。
アメリカでは大麻合法な州もありますので、今後どうなっていくのでしょうね。
カマラハリスの経歴まとめ
- カマラ・ハリス氏はもともと検事としてキャリアをスタート
- カリフォルニア州司法長官を務め、その後民主党上院議員に選出される
- 本当は大統領として立候補していた(同じ民主党立候補者のバイデンに負けた)
- 民主党の大統領候補となったバイデン氏から副大統領に指名された
- 民主党上院議員として、左翼嫌い、黒人からはあまり評判が良くない
- 移民を守る政策や、大麻合法化に賛成
バイデン氏優勢と言われていますが、もしカマラ・ハリス氏が副大統領になったら、アメリカもまた新しい風が吹きそうですね。
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